ため息健康法

ため息健康法人間、いくら作り笑いでも笑える気分ではない日もあります。

ため息をついている人を目の前で見ると、こちらまで気が滅入ってしまうなど、ため息に良いイメージはありませんが、これを逆手にとったのがため息健康法です。ため息の行為そのものは大量に息を吐きますので腹式呼吸です。

ため息によって体にたまったストレス、つまり悪い気が体の外に出て、疲れを追い出してしまうのです。
そのため息を意識的に行うことによって、自律神経のバランスまで整えてくれるのが「ため息健康法」で、だれでもできるリラクゼーション法だと言えます。

ため息は吐かずに溜め込んでおくと、ストレスはますます蓄積して、イライラや不安感が増大し、体調を崩してしまいます。
そこで、体内からゆっくり深く炭酸ガスを吐き切ると、自然に酸素を吸い込む形になり、内臓の働きが活発になり、血行が促進され、体全体に酸素が送り込まれ、心身ともリラックスできるわけです。

会社でも電車の中、道を歩いている時など、ちょっとした時間を利用してできるのも利点。人前で声を出すのがはばかれる時は、声を出さずとも静かに息を吐き出せばOK!

職場での人間関係に疲れた時、自社の落ち度により迷惑をかけてしまった得意先にこっぴどく叱責された時、なかなか親の思いが伝わらないわが子の反応に失望した時・・・など、毎日接する人間関係の間で生じる摩擦によって、私たちは何らかのストレスなしで生活することはできない環境になっています。

ストレスを感じたら、大きく「あーあぁーっ」と思い切りため息をつきましょう。昔、耳にした「ため息をつくと幸せが逃げていく」とか「ため息1回で寿命が縮む」というのは、人前を意識したマナーのことですから、声だけ出さずに空気を吐き出せばいいのです。

特にそのために特殊な訓練も必要なく、「健康法」というほど大げさなものでもありません。
ため息健康法に限らず、呼吸健康法は、要するにおなかの底から汚れたものを空気としてできるだけゆっくりたくさん吐き出すことによって、外から新鮮できれいな空気をまた取り込む作業、呼吸を通じてストレスをスムースに出し入れするスキルを身につけることだと思います。

多忙な日々を送っている現代人は、肩を怒らせ胸筋を緊張させての「胸式呼吸」が多く、呼吸が浅いため全身に酸素が行渡らず、リラックスするのが難しくなっているようです。
深呼吸の大切さは、私たちも小さい頃から体育授業で教わってはきましたが、戦後教育の深呼吸というと、ラジオ体操などで見られるようにどちらかというと息を吸うことに重点が置かれてきたように思います。

しかし、何千年に及ぶ東洋医学の秘法とか、日本古来の武道は「息を吐く」ことに重点が置かれています。
ため息健康法はこの極意を応用した最も簡単な、呼吸健康法と言えるでしょう。

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

このページの先頭へ